2019年1月に読んだ本
2019-02-02


年末年始をはさんでゼラズニイ『真世界シリーズ』一気読み。あとは詠みやすいもの中心に。『うたかたダイアログ』はちょうどいい長さでいい感じに完結しましたね。

1月の読書メーター
読んだ本の数:13
読んだページ数:3507
ナイス数:120

[LINK] (禺画像])■オベロンの手 (1981年) (ハヤカワ文庫―SF 真世界シリーズ〈4〉)感想
★★★★
お正月1冊目。前巻のどんでん返し引きもびっくりだったけど、今回のどんでん返し引きもたいがいだ。
読了日:01月02日 著者:ロジャー・ゼラズニイ


[LINK] (禺画像])■混沌の宮廷 (1981年) (ハヤカワ文庫―SF〈真世界シリーズ 5〉)感想
★★★★
年末年始かけてシリーズ一気読み。この世界では影の世界をくぐる抜けることを地獄騎行(ヘルライド)と呼んでいるが、この一冊は語り手コーウィンにとって文字通りの過酷な地獄遍歴。一読では起こっていることが把握しきれていないが、めくるめくイメージの本流から哲学談義まで含み、その騎行の過程で新たな宇宙が創造(想像)される。並行世界ものの設定をベースにした権謀術数のファンタジーの見た目をまといつつ、やはりこれはSFと呼ばれるべき作品だろう。
読了日:01月04日 著者:ロジャー・ゼラズニイ


[LINK] (禺画像])■かっぱのねね子 こうの史代小品集感想
★★★★
ユリイカの紹介で内容は知っていたが初めて読む作品群。ねね子は日常系孫悟空みたいな話で楽しい。ちょっとした日常を描く感じの見開きイラストもいい。あと、鳥。こうして絵を見ていると躍動感や空間の奥行きを感じるのは、デッサン力というより、見たものに対する空間把握力が卓越している、ということなのかもしれない。
読了日:01月05日 著者:こうの史代



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