2020年9月に読んだ本
2020-10-02


完訳したキース・ロバーツ『モリー・ゼロ』のゲラ校正に時間がかかりつつも、ちょこちょこ読んでます。
 あ、ファンジンは遅すぎる10月1日に印刷が上がってきたので、現在順次発送中。

9月の読書メーター
読んだ本の数:9
読んだページ数:2069
ナイス数:66

[LINK] (禺画像])〓〓愛蔵版 モモ感想
★★★★
実は読んでいなかった名作のひとつ。のんちゃんが朗読をした100分de名著をきっかけに読んでみたけど、なるほど、これは面白い。全体のプロット、ストーリーもさることながら、子どもたちの遊びのシーンとか細かいエピソードがそれぞれに生き生きと楽しい。
読了日:09月03日 著者:ミヒャエル エンデ


[LINK] (禺画像])〓〓薬屋のひとりごと 4 (ヒーロー文庫)感想
★★★
あまり伏線と思ってなかった登場人物や場面場面が、言われてみれば、の伏線回収。なるほど。とはいえ、今まででいちばん血なまぐさい展開ではある。というか、展開早いな。
読了日:09月09日 著者:日向 夏


[LINK] (禺画像])〓〓ゴーストダンス感想
★★★★
一読、とにかく臭い、汚らしい。ストルガツキー『神様はつらい』を映画化した『神々のたそがれ』を思わせる、といえばわかる人にはわかるだろうか。1作目では魔法使いは正規の段取りで跡取りの赤子を魔法使いに育てる。2作目では、赤子が魔法使いに引き渡されず、その歪みが物語の根幹。そして今回は、跡取りを魔法使いにする前に魔法使いは死んでしまい、残された少女は、なけなしの魔法を使いながら、自力で魔法使いになり、ひとつの奇跡を起こす。世界の有り様に、真世界アンバーや夢幻諸島のような設定が使われているのも興味深い。
読了日:09月11日 著者:スーザンプライス


[LINK] (禺画像])〓〓薬屋のひとりごと 5 (ヒーロー文庫)感想
★★★


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