2020年10月に読んだ本
2020-11-01


キース・ロバーツ『モリー・ゼロ』ファンジン版の校正後の印刷が10/1にどっと届いて、プレオーダーで受け付けてあった受注の順次発送にうれしい悲鳴?
 一方で、(まだ校正もれいくつか見つけちゃったりはしてるんだけど(笑))ファンジン関連の「読む」作業は終わったので、読書はやや進み気味。
 で、北村薫の比較的新刊を読んでいたら、リミッター解除? の文芸小ネタの嵐に頭くらくら…。とはいえ、『モリー・ゼロ』の翻訳で調べものの沼にハマった身としては、達人には遠く及ばぬものの、じっと手を見る(笑)。

10月の読書メーター
読んだ本の数:12
読んだページ数:2707
ナイス数:107

[LINK] (禺画像])〓〓大家さんと僕 これから感想
★★★
大家さんとの日々が静かに語られて、幕をおろす。大家さんのお話の中に、疎開や空襲などの戦中や、戦後にかけての都内の生活がほの見え、そのあたりは「もうひとりのすずさん」的にも読める。マンガとしての演出も1作目より詩情を感じさせる。
読了日:10月04日 著者:矢部太郎


[LINK] (禺画像])〓〓薬屋のひとりごと 6 (ヒーロー文庫)感想
★★★
干し芋が美味しそう(笑)。久しぶりに食べたくなった。一方、今回の主筋は本シリーズには珍しい?「ごちそうさま」的フツーのロマンス。あと、精神的にも肉体的にも不感症?かと思われたヒロインの意外な弱点(笑)。
読了日:10月09日 著者:日向 夏


[LINK] (禺画像])〓〓薬屋のひとりごと 7 (ヒーロー文庫)感想
★★★☆
主人公がちゃんと受験勉強させられて医官付き女官として勤務することになって新展開。新登場の同僚女官コンビがいい味出している。一応、これまでの続きでアルピノの巫女をめぐるミステリだが、久しぶりに一冊ものとしてのミステリとしてよく練り込まれていた印象。異世界ではあるものの、超常現象やオーバーテクノロジーはないので、あくまでもミステリ、という立ち位置が改めて潔いかな、と思った。
読了日:10月11日 著者:日向 夏


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