2023年9月に読んだ本
2023-10-19


引き続き回顧モードがメイン。とはいえ電子書籍比率はマンガ、小説とも上がりつつあり。超人ロックは最近聖悠紀ご本人と主人公への共感度が上がっている。同世代どころか下の世代でも、一緒に経験したことを「覚えていない」「経験値に加算されていない」ケースがあって、『風の抱擁』でロックの記録を研究した論文が「強さの秘密は(超能力そのものではなく)経験だ」というメタ解析?をしていたのを思い出すようになった。あれは聖悠紀というマンガ家の自己解析、実感でもあったのかもしれない。

9月の読書メーター
読んだ本の数:19
読んだページ数:2922
ナイス数:162

[LINK] (禺画像])〓〓超人ロック ひとりぼっちのプリンセス Locke The Superman LONELY PRINCESS (エムエフコミックス フラッパーシリーズ)感想
★★★☆
リュウ・ハント第3作。今回はハントの不老不死そのものが事件の中核でもあるが、「電子使い」のサイバースペースでの戦いが肝でもある。複数勢力が入り乱れる展開は前作同様本編の一冊にしてもいいくらいの面白さではある。とはいえ、伝説のエスパーは伝説の電子使いでもあったか(笑)。
読了日:09月01日 著者:聖 悠紀


[LINK] (禺画像])〓〓ペンギンたんけんたい みなみのしま (講談社の創作絵本)感想
★★★☆
ペンギンたんけんたいがカヌーでもなみのしまに上陸。ライオンにもニシキヘビにもワニにもひるまず、島の頂上まで探検を続ける。浜に戻ってやったことは…。ちょうど読んだばかりの某賞受賞作大長編を思わせる余韻の残るラスト!? なるほど、ちゃんとまじめにたんけんしてるのね(笑)。
読了日:09月02日 著者:斉藤 洋,高畠 純


[LINK] (禺画像])〓〓たびにでよう (単行本絵本)感想
★★★★
プロフィールにセンダックの絵本と出会い絵本作家を志した、とあるけど、なるほどこれは『かいじゅうたちのいるところ』へのオマージュが感じられる。印刷の仕様をうまく活用してモノクロ見開きと着色のある見開きが交互になるのをうまくアクセントになるように構成してある。目線の通り左から右へのつづき絵になってたびがどんどん進んでいくのも楽しい。
読了日:09月02日 著者:降矢 なな


[LINK] (禺画像])〓〓世界で最後の花 (一般書)感想
★★★★


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[小説・マンガ]

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